生産性論争でみなさん忘れてませんか? ちょっと積読こなしてる最中なので数日かかりそうですがぜひ読ませていただきます。
オープンソースの成功―政治学者が分析するコミュニティの可能性
- 作者: スティーブンウェバー,Steven Weber,山形浩生,守岡桜
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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ところで山形さん関連で唐突に思い出したこと以下に列挙。
まずはあの分厚くて通読は困難だった本がハンディかつ洗練された形(実際は別物だと思う、分厚いのと逐次比較してないけど)で登場。ちなみに私の来年度講義の国際経済入門の事実上の種本。
How to Spend $50 Billion to Make the World a Better Place
- 作者: Bjørn Lomborg
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2006/06/12
- メディア: ペーパーバック
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それと実は僕はいまかなり『ダメなものは、タメになる テレビやゲームは頭を良くしている』の世界にはまっていて、この世界が例のベルカーブ論争と密着していたり、(ダメ本の中核であるフリン効果の提唱者の)フリンがアカロフの盟友のディケンズと組んで脳と経済みたいな論文を量産しているのにも注目していますが、そのスティーブン・ジョンソンの気になる新刊が以下(これはいま注文中)。
- 作者: Steven Johnson
- 出版社/メーカー: Riverhead Hardcover
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: ハードカバー
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あと日本でのテレビみたらヴァカになる、ゲームやったら脳内ヴァカになる、などの淵源じゃないかな、と思うのが上記のジョンソンの本に紹介されてた下記の田中積読本。これはある意味で必読でしょう。読んだらそのうち感想を書くかも(とまた空手形)。というか、『ゲーム脳の恐怖』や『脳内汚染』読むよりもこの本読んだほうがまだましでしょう。なぜか日本ではほとんど紹介されてない悪寒。
The Plug-In Drug: Television, Computers, and Family Life
- 作者: Marie Winn
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: ペーパーバック
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(付記)それと山形さん編の『新しい教科書 コンピュータ』(プチグラパブリッシング)はいいよ。ほとんど見開きでカラーで紙質もしなやかで老眼*1wにも優しい構成なので大学1年生のコンピュータリテラシー関連のサブテキストにしましょうw 宣伝マンか、オレ田中w
*1:僕はまだ。イェイ