月曜日発売の『週刊東洋経済』で、野口旭さんの『エコノミストたちの歪んだ水晶玉』(東洋経済新報社)の書評を書きました。ご一読いただければ幸いですm( )m.
- 作者: 野口旭
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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月曜日発売の『週刊東洋経済』で、野口旭さんの『エコノミストたちの歪んだ水晶玉』(東洋経済新報社)の書評を書きました。ご一読いただければ幸いですm( )m.
キャラ別アメコミでは最もなじめるのがこのデアデビルものかな。昨日、DVD生活でとりあげたシン・シティの作者でもあるフランク・ミラーがここでも原作を提供した代表作のひとつ。デアデビルである盲目の弁護士マット・マードックがここでは元恋人に身元を売られてしまい、職業から家・財産まで一切失うという大ピンチを迎える。どん底ヒーロー物と呼びましょうか。しかしキャプテン・アメリカほか一群のヒーローたちの出現がどうも興ざめ。ラストもかなり唐突な終了という感じで前半がいいだけに残念。☆☆☆1/2
というか、日本のコミックでは絶対ありえない盛り下がり方=マニアにしかわからないほかのヒーローのちょっかいとしか思えない介入、これはいかがなものかと。この本筋に関係ないヒーローたちが興ざめ的にわらわら出現して「チームワーク」?をみせつけるるという構成法をなんと読んだらいいのか、いっぱいありそうだ。
で、ただでさえ一般読者はデアデビルなんか知らないのにたまたま映画みて、じゃあアメコミとか読んでみようと手にしてもだね、ストーリーとはほとんど関係ないのに、わけわかんない兜かぶったのとか、アメリカ国旗のタイツはいた背中に三度笠みたいなのしょった連中が、緊張感ゼロででてきたら、なんのこっちゃかさっぱり意味不明なわけで、自らの参入障壁を異常に高めるのに成功??しているようにしか思えないのですよ。
例えばいま大学の近所のよくいくお蕎麦屋さん 笑)に置いてあるので読んでいる『頭文字D』で秋名の下りバトルをしてたらいきなり『ナナハンライダー』の光がいいおやじになってハチロクをぶっちぎっていったらおかしくない? おかしくない、ああそうですか (その前にDもナナハンも知らんてか?)爆。
たぶん版元にキャラ自体の権利が所属している関係かもしれないけど(調べてないので勘)、この奇妙なヒーローのチームワーク営業活動は日本的なヒーローのチームワークとかなり異質。ここらへん増田エッサッサを刷新する可能性もありかな。
ちなみにceenaさんの以下のエントリーも参照のこと
「マンガを読んでアメコミを読まない12の理由」:マンガとアメコミの違い。
もとネタはこれ(エッサッサ本のフォローとして利用可能)
http://www.silverbulletcomicbooks.com/pb/110088256276289,print.htm