2013-01-09から1日間の記事一覧
河上肇賞本賞受賞作の刊行です。本書は、明治初期に宮城県の漁村だった野蒜にいきなりふってきた国際的な貿易港計画、つまりインフラ整備にともなうブームを、当時の埋もれた資料を発掘し、再考した作品です。しかも本書を書く過程で東日本大震災が起き、野…
ちょっと前にいただいていました。ありがとうございます。これはとても正統派の自己プレゼンテーションの入門書としていい本ですね。文章もわかりやすく、またすごく基本的で社会人ならば一昔、ふた昔前ならばあたりまえで説明不用と思われていた基本的事柄…
今週は、J.S.ミルの父親であり、古典派経済学のキーパーソンであるジェイムズ・ミルの経済学について二週にわたって語ります。ミルの業績は、長くイギリスの植民地支配のテキストとして利用され、そこにはイギリス帝国の形成期の考えやまたオリエンタリズム…