本日発売の『エコノミスト』

 今日店頭にでています『エコノミスト』に安達誠司さんの『脱デフレの歴史分析』の書評を書きましたのでご参照いただければ幸いです。


脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本

脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本


 また同号では、以下のエントリーにも関係しますが、高橋洋一暗黒卿(トラウマないですので、まじ悪しからずw)の論考『世界同時株安の責任は日銀にある」が掲載されてます。ちなみにこの論説は日銀のゼロ金利解除の2000年の失敗のトラウマwを主軸にして、当座預金残高の減少が今回急激であったため、日銀がコントロールできる日銀券発行残高+当座預金残高の2割減少が、物価上昇率の予想(期待)を高めて、実質利子率をジャンプさせてしまったことあ株価低迷に至った、と説明しています。前回2000年でもゼロ金利解除後は三ヶ月上昇でその後は転落し、再び一年たたずにゼロ金利に回帰しています。またこれは高橋論説には書いてませんが、したのエントリーのように戦前も類似の経験をしています。