勝間和代『勝間式 超ロジカル家事』

 amazonで7,8年ぶりにレビューを書いてみたくなり投稿しました。山形浩生さんのレビューが削除されて、少し問題意識を刺激されたせいもあります。まめに書けるか不明ですが、暇な時間をみつけて書いていくつもりです。なお、山形さんと同様に、(僕にはきわめて不当に思える理由で)レビューが削除されることを回避するために、このブログにも転載しておきます。少し誤字脱字がありますが、まあ、自分の好きに書いてることなので気にしません。悪しからず。

 amazonレビューのは自分でアマゾンで買ったものを中心にしていきます。第一弾は知人の勝間和代さんの最新作。これは自分流に取捨選択するととても役立つ情報がありますね。以下はレビューの転載

アマゾンレビュー書いてみました。⇒『勝間式 超ロジカル家事』 勝間和代 https://www.amazon.co.jp/dp/4866430087/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_ijT2ybPHE2PZ6

仕事が忙しすぎて家事代行サービスを雇って、お金の量的緩和政策(月に10万円ほどの出費)を払っていたものの、その結果は汚部屋の出現。せっかくどんどんマネーを供給してこのような非効率的な結果になるのはどうしてか? 勝間さんは家政婦さんには決められた仕事はやりけれども、それ以外の裁量(物を動かしたり、捨てたりすること)がないことに気が付く。ではどうすればいいのか? もっとマネーを供給すべきだろうか? 勝間さんの答えは違った。毎日二時間以内の家事しかしない、という「家事目標政策」を導入し、この目標に適合した政策手段(仕事のスキルの応用や、試行錯誤の様々な製品群の利用など)を採用し、いわば家事へのコミットメントを明瞭にしたことだ。まるで日本銀行がデフレ脱却のために2%のインフレ目標政策を採用し、それを実現するためにあらゆる政策手段を採用していることに似ている。ちなみに勝間さんは日本銀行に何年にもわたりインフレ目標政策導入を主張していた。両者の符号は偶然ではないはずだ。明瞭な数値目標化とそれへのコミットこそが、人間のやる気を転換させる。本書は家事のレジーム転換の本だ。

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事