高橋洋一「GPIFに存在理由はない」(日本の解き方in夕刊フジ)

 3月4日号。翌日にはネットにあがりますが、GPIFの存在理由がないことを高橋さんは明瞭に解説しています。

理由)
 運用リスクが増加しても給付額に大差はない。せいぜい年金運営の流動性確保程度で10兆円あればいい(現時点は100兆円以上の積立金保有)。わざわざ現在は積立金のために高い保険料を徴収しているという不可解なものになっている。

さらに高橋さんはなぜGPIFが存在するのかその合理性がないが、あえて(ここ強調)そんなに積立金をもったり運用したりするにしても、いくつかのやり方がある(記事参照ください)。だが、どう考えてもGPIFの存在理由が思いつかないとしています。

 例えば積立をある程度保有する必然性があるとして(上に書いたようにせいぜい10兆円程度)、全額非市場性国債の物価連動債での運用をすすめています。