『SAPIO』12月号の消費税特集にコメント協力、ラッファー曲線について

コメント協力という形になりました。メモとして記録。もともとのコメントにはラッファー曲線について聞かれたものがあったので以下にコピペ。

 ラッファー曲線は税収と税率の組み合わせで、最適な税率が存在するという議論。ただそれ以外には何も注目していない。例えば、税金を増やすことは死荷重を発生させる。このことをラッファー曲線はまったく無視している(ただ単に税率を増やしていけば当初は税収が伸び、ある税率で税収が最大化する、といっているだけ)。さらに不況の下で税率をあげていけば、それがGDP、消費、投資などに悪影響を与えることもこの単純な図表(ラッファー曲線)は一切無視している。