finalvent『考える生き方 空しさを希望に変えるために』

 大変お礼が遅れました。ありがとうございます。finalventさんのTwitterでの発言を目にするとしばしば、50歳すぎてからの人生観にふれる機会がありましたが、本書はその集大成という感じでしょうか。特に後半にその50歳すぎの人生観、学習への態度がするどく書かれています。

「自分そのものが体験の歴史になってきた」

 まさに僕が最近、思っているのがこれです。こういう感慨を同世代に近いもの同士が抱いているということは、一面では老化特有の現象でしょうけど(笑、他方で社会的にみれば、ようやく少しは冷静に何者かを社会に提供できる準備が整ってきたということなのかもしれません。

考える生き方

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