萩原収著&中森明夫コラム『文学少女図鑑』

 28日の土曜日にこっそりw 池袋ジュンク堂の『文学少女図鑑』のトークイベントにでかけていきました。萩原収さん、中森明夫さん、そして映画監督のタナダユキさんのお三人に、同書に出てきた文学少女たちとのトークは新鮮でした。いくつも話題があるのですが、やはり中森さんの発言がいつものように光ってて、特に「美少女は少女幻想のおっさんに生み出され、少女幻想のおっさんも美少女によって生み出されてる」というテーゼ?に最も感銘しました。『不思議な国のアリス』『ロリータ』しかり。美少女と少女幻想のおっさんとは実は表裏一体の関係なのです(たぶん)。

 中森さんから「リフレ中年よ!」とのサインを頂戴し、また本書に出てくる6人の文学少女たちに直筆サインをおねだりしました。笑。大塚由梨さん、黒田美香さん、三浦真由さん、まるやまあさみさん、清瀬やえこさん、矢崎望さんの皆さんです。

 本書は彼女たちのすすめる三冊の本とそれを伴って戸外でうつされた彼女たちのポート。そしてそれぞれのすすめる本についての簡単な感想が書かれています。総勢59名の美少女たちの読書録です。純粋に読書ガイドとしてもすぐれてますし、上に書いた少女幻想のおっさんにも、そして現役文学少女にも元文学少女にも最適の本でしょう。かなりコアな内容なので驚くと思いますよ。

 例えば矢崎さんは、『電波系』とか愛読書だしww。

 中森さんには会場でいろいろご紹介いただき感謝です! 楽しかった!

文学少女図鑑

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