@hidetomitanaka: いま「亡国」というキーワードでいろいろ経済学の歴史を考えているんだけど、最強がこの森嶋。だって「日本」が文字通りに消えるからw あと清算主義的な流れ(マルクス経済学、日本銀行、池田信夫、野口ゆっきーら)もある。
2012-04-13 11:27:10 via web
@hidetomitanaka: で、森嶋の経済論の基本は長期停滞論。なのでこの長期停滞の打破としても先の日本消滅的な東アジア共同体論は使えると彼は思った。確かに日本の長期停滞はなくなる。「日本」自体が消えるんだからw
2012-04-13 11:21:29 via web
@hidetomitanaka: 森嶋通夫氏のトンデモ政治・経済論は多く、僕もそのうち、東アジア共同体論批判をしたことがある。単純に中国日本朝鮮半島がひとつの「国」になるw 当然に日本はいきなり少数政治勢力に転落(人口比からw)。それでもいいというのが森嶋。先の全面降伏論といい、ともかく日本が相当嫌いなのはわかる
2012-04-13 11:19:48 via web
@hidetomitanaka: その昔、日本を代表する経済学者の森嶋通夫氏が、他国が侵略してきたら即時降伏みたいな論を展開していた(原典がないので不正確かもしれないw)。ところがだいたいの国際紛争は全面的侵略ではなく、マージナルな辺境を舞台にして行われる。今日の話題もそう。実にマージナルな話。
2012-04-13 11:17:50 via web
@hidetomitanaka: 簡単にいうと、いまの日本の政府・日銀の金融面での対応は、対中国での国際紛争能力上、深刻な問題をいくつも抱えているように思える。北朝鮮のミサイル問題への関心もいいが、個人的にはこの問題を深く考えたい。
2012-04-13 09:39:32 via web
@hidetomitanaka: 3)さらに「外交のてみやげ」という次元ですまないのが、野田ー財務政権の打ち出した中国国債の購入である。これがもたらすリスクについては、高橋洋一さんの近著『「借金1000兆円」に騙されるな!』147-8頁。中国政府の許可なくして売買できない資産をわざわざ日本政府が購入する
2012-04-13 09:34:07 via web
@hidetomitanaka: 2)過度な元安円高政策は、日本の成長率を抑制し、国際紛争能力の基礎を奪う。実際に日本の防衛産業の基礎が過度な円高で毀損しているのは周知の事実である。
2012-04-13 09:30:22 via web
@hidetomitanaka: つまりマージナルな辺境(領土問題)での国際紛争適応能力という観点からみると、1)日本銀行は対元レートを政策変数の中にいれることで、事実上の過度な元安円高を「固定的に」支持している。それは倉山本の知見を利用すれば、中国共産党の国際紛争手段としての「円高誘導」を事実上実現している。
2012-04-13 09:26:47 via web
@hidetomitanaka: いまの日本と中国の関係を金融面でみると、それは「過度な元安」を支援する政策を日本銀行はずっと継続している。ここらへんのインテリジェンス的な側面を含めて、興味深いのが倉山満さんの『財務省の近現代史』の254-5頁の記述。仙石氏(前原氏も含む)の位置はこの倉山さんの記述の中で読解可能
2012-04-13 09:21:25 via web
@hidetomitanaka: 日本の国際紛争能力軽視の流れは、インテリジェンス研究の成果とブレンドしなくてはいけない気がするので門外漢の僕がああだこうだいうのもなんだが、直観的にその対外金融面のブレの中核には、政権側のキーパーソンとして仙石由人氏の存在が以前から気になっている。日本銀行総裁人事のときからずっと
2012-04-13 09:16:19 via web
@hidetomitanaka: 昨日も書いたけど、国の国際紛争適応能力(今朝話題のミサイル問題含めてw)は、ほぼその国の税源となる名目所得の大きさとその成長率(名目&実質含めて)に依存する。これは常識。だが、いまの民主党政権&財務省主流は、この所得増加政策を放棄している。当然、国際紛争適応能力を軽視している。
2012-04-13 09:13:13 via web