『ウォッチメン』と『300』という正直あまりよくない(映像美だけはいい)監督の作品だったが、僕はかなりよかった。三重構造のロールケーキみたいな作品だが、別にそれほど複雑で解釈に困るものではない。三重構造の上に途中で視認同一の対象を転換する動きがあるが、そこもちょっとスリリングな仕掛けだ。ただ5つのアイテムを集めるのだが、アイテムの最後がわからない、という段階で、たぶん多くの人はその最後のアイテムを予測できたのではないか。まあ、謎解きものではないし、女性五人組がほとんど生きた人間を殺めることなく、機械人間やゾンビやドラゴンなどのクリーチャーをばったばったとなぎ倒すシーンだけでみても楽しめる。設定集がでているが読んでみたい気にさせられる。原題と邦題が違いすぎるという評価もあるが、まあ、いんじゃないの 笑。

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