サエキけんぞう『W100 LIVEアイドル』

 昨日のネタエントリーで紹介した写真(ぼけてますが)をみるとこの本が僕の本のひとつ横に展示されている。そこで初めてこういう本があることを知ってすかさずゲット。この本はライブ重視のアイドル(地下アイドルとかなりだぶる)を対象にした総覧を兼ねた日本でも珍しい企画。AKB48はこの本では触れられてない(SKE48はある)ので、まさに僕の本と補完的な関係にあるかもしれない。特に「Liveアイドル論」や「Livアイドルプロデュース論」が便利。基本的には、津田大介さんたxちが『未来型サバイバル音楽論』でも言及したり、多くの文化経済学の業績が示唆しているように、音楽産業(の一部としてのアイドル市場)のライブ中心での収益構造の変化が、Liveアイドル(≒地下アイドル)の興隆に貢献しているということがいえそうである。おそらく一年後には完全に古びているだろうが、参考資料として保存。