浜田宏一先生の昨日の講演「グローバル金融危機から日本をいかに救うか」、かってないほどの盛況だとかで、やはり浜田先生のお話ももちろんありますが、現下の政策問題についての関心の高さではないかと思いました。
で、僕は宣伝しておきながら(笑)、行きませんでした。理由はデフレ不況のせいです……まじに。月曜に本務校の内定調査の速報をみて顔面がひきつり、その内容の精査と対応を自宅に持ち帰りしこしこ作業しておりました。公務員志望の高まりなどが現下の低迷の原因でしたね。もちろん景気の低迷も大きく貢献しているのは個別調査で次第に明らかになってはいます。これが私の周囲だけではなくおそらく全体の傾向であるのは、ほどなく(数ヶ月後ですが)日本中にわかることだと思います。
その意味でも浜田先生の指摘の通りに政府と日本銀行のより非伝統的な政策を中心とした積極政策、それがとれないときは日本銀行法の改正などでリフレーション政策をすすめていく必要があるかと思います。
しかし出席者が超豪華だったようで、財務省、日本銀行そしてそれぞれのOB、またリフレ派の面々がそろっていたようで、こういうときに群馬に本拠があると不利だなあ、と思います。まあ、それぞれがそれぞれのポジションで全力を尽くすしかないですが。