山形さんがこんな風に書いてるの初めて読んだんでちょっと驚いた。
http://cruel.org/other/rumors2009_2.html#item2009080401
相性もあるんだろうなあ。ところで『商人道ノススメ』、草稿の段階で読んでそのときはかなり批判的だったんだけど、どっちかというとこの本に関してはブラッシュアップをすすめる側だったので(別に編集作業に関係したわけではなく主にここで「早く書け!」と書いてただけですがw)、客観的な判定がなかなかしずらい側面がありますね。松尾さんには草稿よりも格段によくなったことの労をねぎらいたいし、山岸俊男氏の似たような主張の本(『信頼の構造』だとか)よりも突っ込みいれながら読めるんじゃないかと思ってます。その意味で十分面白いと思います。
まあ、松尾さんの主張への違和感というのは、すでに共著の『経済政策形成の研究」の松尾論文に対してとか(これしたはずなんだけど公開じゃなくてどっかのメーリングリストでかな? 検索してもでてこない)、この間のはだか本とか、あと商人道でも草稿だとか(これもどっかのメーリングリスト?mixi?)へは批判的なこと書いたけど、正直、今回の山形さんのほどじゃないなあ。
そもそもまだ単行本版の『商人道ノススメ』ぜんぶ読んでないんだよねorz みなさんも読んでから何かいいましょう。

- 作者: 松尾匡
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