ネタ? 厚労省分割

 今週は群馬と東京の往復に、三週間だけやる新しい授業と、留学生(数カ国)が相対的に増加したゼミ(お陰様で定員オーバー)での準備にと、正直へろへろ。帰りに聞いてた上杉隆氏がコメント寄せてたJ-WAVEの時事問題の放送聞いてたら、この厚労省の分割の話題を知る。で、分割自体はトーンダウンしているのかな? 上杉氏もなぜ分割するのか明白な説明は不可能みたいだった。

 発信源はまたしてもナベツネなので、これは例の景気対策としてでてきた富裕層(でなおかつ高齢者層)優遇とも思える相続税免除の無利子国債とどうも呼応する発想じゃないかな。省庁再編が数合わせでしかなく、省庁の数が減ってても実際に公務員数が減らないという焼き太りではあっても、とりあえずは人員・予算の足かせはあっただろう。それが分割されれば、年金や医療、介護など主に「福祉」だとか「高齢者問題」だとを御題目により一層の予算獲得のインセンティブがはたらくような気もする。もっとも大きいのはこの分野が分割されれば、そこに政治的なコントロールの選択肢が増えることになるから、その意味でもうまみを感じる勢力がいるのかもしれない。

 しかし世襲問題もこの厚労省分割もいったいいまやる問題なのかな?