衆院選挙雑感&公共支出の具体案

 しかし今日のニュースみてると、なんか「100年に一度」の不況が深まるなかで、ゾンビみたいに「郵政民営化の是非」とかが景気対策と並んだ争点になったら、本当に笑うしかないね。いや、呆れのるが正解かもしれないけれども(小泉氏とは違った意味でね)。


 ところで竹森さんのインタビュー記事を読んで、僕としては初めて今回の公共支出で望ましいリストを読んだ。他にもあるのかもしれないけれども目にしてない。

 竹森さんが列挙したのは以下

 代替エネルギーの研究開発をはじめ、電気自動車実用化への開発研究、充電施設などのインフラ整備、温暖化対策、省エネ対策を実施する企業への支援、ITネットワークの整備拡充を早める、成田〜羽田を結ぶ高速鉄道、東京〜大阪を結ぶリニアモーターカーへの先行投資など、日本が将来的に世界のテクノロジーを牽引していける技術開発などに投資する方法がいいと思います(『米金融危機、日本の活路はどこにある!?』)

 まあ、こんな感じなのかな。よくわからないけれども。政治家のほとんどが賛成しそうなんだけども実際はどうなんだろうか? 公共支出の具体的支出先は完全に政治マターとなり、海の向こうみたい(いや、定額給付金騒動みてるとそれ以上に)額も対象も制限されるかもしれないけれども。