「昭和恐慌 その時、宰相・犬養は」(毎日新聞岡山)

 世界的な金融危機とその後の不況をうけたこの時期に、毎日新聞から以下のような取材をうけれたことは感銘深い出来事でした。ネットでもアップされたのでご覧いただければ幸い。

http://mainichi.jp/area/okayama/study/news/20081112ddlk33020557000c.html

翻って、麻生内閣は3年後の消費税の引き上げに言及しながら、給付金政策を打ち出した。田中教授が続ける。「犬養・高橋は基本的な金融政策を大胆に変えました。今の麻生内閣はどこかで失敗した政策ばかり。これでは、期待感を高めることはできません。歴史に学ぶとすれば、まずデフレからの脱却が何より大事になります。犬養内閣の低インフレ目標の金融・財政政策か、従来型の単純な景気刺激か。今ある危機は、過去を生かすチャンスのはずですが」