10代、20代は経済に関心がない?

 某社編集の人と話していて、「10,20代にぜんぜん経済関係の本が売れない」ということを聞いた*1

 まあ、僕の周囲のサンプルだと確実にそれを支持できるわけだが、やはりサンプルバイアスがききまくるのでよくわからないw

 確かにあらゆる編集者が軒並み、経済問題に関心のあるのは中高年以上しかも還暦以上wが主流と口にしている。

 まあ、僕は結構、mixi日記でも外資系の金融機関や企業なんかに勤めている若い人たちをちょこちょこ選んで読んでいるんだけども、やはり「強欲」というか、「自分だけの成功物語の信奉」というか「自分だけの潜在的な可能性への陶酔」としか読めないような、現代版金銭亡者という心性しか読み取れず、ほぼ社会的な関心はそこからは読めない。

 まあ、これの過剰なヴァージョンが投資銀行で働いてた人たちで、それを救済するような法案を事実上「民主主義の敵」とでも形容したスティグリッツ先生の過激なw発言もまあすこしだけわかるような気がする。それでもやはり強欲ものへの批判と世界経済の危機回避はわけないといかんだろうね

*1:以下はmixi日記に書いたものですがリクエストによりこちらに表現だけ整頓して転載