http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20080422#1208830217
そういえば僕も80年代のどこかで銀座に会社があったのでよく綺麗なお姉さんたちがキャチをしてたの見たなあ。栗原さんの論説は80年代のひとつの文化経済的状況を説明していると思います。例えば、宮沢章夫『「80年代」地下文化論』や村上春樹の“同時代史”『‘THE SCRAP’―懐かしの1980年代』などと読み比べると面白いように感じます。栗原さんの方が毒があるので、ぜひこれを一冊にして読みたいなあと思った。ラッセンやヒロ・ヤマガタ以外にも同傾向としてはケン・ドーンとかを思い浮かべました。それと安西水丸氏はちょっとずらして陰翳を加えるので日本的な情緒なんだなあ、とかふといま思いました。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1987/01/01
- メディア: 単行本
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次にいま個人的に関心を持っているのが寡頭政治。これについての日本で唯一つ翻訳が利用可能なラムザイヤーらの本をこれから購入する予定でして(原著は所持してますが、英語よりも日本語の方がやはり便利)その参考に検索して知ったもの。
ひとつた御厨貴氏の書評http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2006/05/20060528ddm015070059000c.html
もうひとつはより実践的な解読のヒントがあるmorningrainさんのもの
http://d.hatena.ne.jp/morningrain/20060724