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参加できるのは会員だけかな。というところですでにテーマの解答がでてしまいかねない。学会員以外もまじえて討論しないとあまり意味はないのではないだろうか。そもそも報告者(パネリスト)のだれも政策ないし政策論争に関与したことがないのでは? なにかきちんと準備して世の中のお役にたちましょう、なんていう綺麗なコース設定はこの世界(世の中御役立ち世界)にはないのではないだろうか? 経済学史が世の中に貢献できなくてもたぶんだれも困らないということが議論の出発点ではないか、と思ったりもする。
とはいえ、小野善康先生、橋本努さんの報告会くらいしか後期は研究会にいってないので参加する予定。
参考文献は以下。未読。
- 作者: 平井俊顕
- 出版社/メーカー: Sophia University Press上智大学出版
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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2007年度 (第1回)経済学史学会関東部会
テーマ:「経済学史研究が照射するもの―市場社会論のヴィジョンとデザイン」
日時: 12月1日(土)13:00−17:00
会場: 上智大学11号館221教室
(以下、敬称略)
司会者:千賀重義 (横浜市大学)
八幡清文 (フェリス女学院大学)
パネリスト: 高橋聡(中央大学)「市場・国家・アソシアシオン」
尾近裕幸 (國學院大學)「進化論的・社会的合理主義」
中山智香子(東京外国語大学)「リベラル・インターナショナリズム批判」
平井俊顕(上智大学)「市場社会の悪弊とその除去」
「市場社会論と経済理論の関係」
コメンテイター:山田鋭夫 (九州産業大学)・・・ 中山、藤田、平井論文(第10章と
終章)を中心に
野口旭(専修大学)・・・尾近、佐藤、高橋論文を中心に
進行次第 : 1:00−1:10 趣旨説明
1:10 – 2:45 パネリストの報告 (1人15分。平井会員のみ20分[2章分])
2:45−3:00 コーヒー・ブレイク
3:00−3:30 コメンテイター (1人15分)
3:30−3:48 リジョインダー (1人3分)
3:48−5:00 フロアとのディスカッション
基本的な論点:
・大きな論点 (市場社会とは何か)と個々の論点(専門的に書かれている各章)
の2本立て。
・経済学史は経済学の世界、あるいは世の中に、いかなる現代的・今日的貢献
が可能なのか。
会場案内
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya