いろんな学説史研究


本屋にいったら読書の秋らしく多様な学説史本がでていた。まず個人的な好みでは最も読みたいものがこのピグーの研究書。おそらく内外でもこれだけ充実したピグー研究はない。図書館で読むけども 笑。

ピグーの思想と経済学―ケンブリッジの知的展開のなかで

ピグーの思想と経済学―ケンブリッジの知的展開のなかで


伊東光晴氏の影響もあるのかな? ブキャナン研究やアメリカの金融政策の研究で知っていた小畑二郎氏がケインズの研究を出していた。たぶんリフレ派をインフレ待望論(この主張が資源配分の歪みを助長する感じ)ぽく理解されている脚注(ついでにちょっとした批判的文言)が目についた。これは近いうちに他の何冊かのケインズ研究書と一緒にまとめ読むつもり。感想はそのときにでも。

ケインズの思想―不確実性の倫理と貨幣・資本政策

ケインズの思想―不確実性の倫理と貨幣・資本政策


根井先生の新刊も。たぶん読まない。


ケインズとシュンペーター―現代経済学への遺産

ケインズとシュンペーター―現代経済学への遺産