ポール・ポースト『戦争の経済学』(山形浩生・訳)


 献本いただく。どうもありがとうございます。


 まだペラペラとしかみていませんが、まず第一印象は「安い!」ということです。この厚みと内容で1800円はお買い得でしょう。


 話題も広範囲にわたっていて、一部の日本の経済学者が「軍事ケインジアン国家としてのアメリカ」とかいってますが、それもこの本では批判的に検討されているようです。テロリズムや内戦のメカニズムなども充実した分析が掲載されているようです。山形さんの独自の分析もあるのですね。


 ゼミのテキストのひとつにしたいと思います。