スティグリッツ、世界を語る


 以前、紹介したDVDが届く。リージョナルコードが日本標準と違うが、僕は韓流ものをみているためにコードフリーのDVDプレイヤーをもっているのでそれで観れそう。今度の講演会にいくので格好の予習。しかし二枚組みで全部で6時間超にも及ぶちょっとしたミニ講義ですね。内容は、グローバリゼーションの行方(92分)、グローバル・エコノミー(107分)、グローバル金融システム(75分)、グローバリゼーションと環境(44分)、グローバリゼーションと発展途上国(69分)となってます。みなさんも関心があるかもしれません(ないかもしれないけどw)から、小出しでよければ内容も紹介しましょう。


 


 スティグリッツといえば、今月の『中央公論』(「世界の貧困に立ち向かうには何が必要か」)緒方貞子氏と対談をしていますね。スティグリッツは政府と市場の補完的な関係、特に政府の「触媒」の役割が強調されています。そして日本などの「東アジアの奇跡」の成功の秘訣がアフリカの発展に寄与する可能性を探ることの重要性を強調してますね。あとワシントンコンセンサス批判の延長としてのアメリカの国際的な貿易・金融ルールの不公正な設定への問題視など。


 来年にアフリカ開発会議TICADⅣ)という国際会議があるんですね。僕はまったく知らないのですが、とりあえずリンク先だけ見つけました。


http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/jigyou/ticad/