エレガンスな形式


 「エレガンスなフォルム」。岡部伊都子氏の佇まいや所作、それに日用品や小物、住居、発言から感じたことを昨日、知人の前で口にしてみて自分なりに得心。いま世間では白洲正子の生き方に注目が集まるが、僕は岡部氏にも共通するものを感じた。佐高信氏がファンらしいので若干焦るがw 彼女の再評価は彼女の生活の形式(フォルム)から行われるべきだと思った。以下はだいぶ前に読んでちょっと内容忘れ気味だが、それでも彼女の住居や所持品などの写真がいくつも掲載されていて、いま書いたフォルムを満喫できるだろう。鶴見俊輔との対談も読んでみることにしたい。


思いこもる品々

思いこもる品々


 岡部氏とまったく異なる生活の形式をもつように思えるアンナ・カヴァンにも最近とても魅かれている。ようやくサンリオ版の以下の古書(『ジュリアとバズーカ』)を入手(まだ手元にきてないがアマゾンで珍しく比較的安価で購入)。意外と岡部氏とカヴァンは共通してるのかもなあ。



ちなみにアンナ・カヴァンの未公表の作品が来年早々に出る予定。

Guilty (Peter Owen Modern Classics)

Guilty (Peter Owen Modern Classics)