2012-01-01から1年間の記事一覧

経済討論第26弾!提言!新政府がすべき経済対策とは?(動画アップ)

パネリスト: 飯田泰之(駒澤大学准教授・エコノミスト) 上村シーラ千賀子(シスコシステムズ上級管理職・早稲田大学講師・秋田大学講師) 片岡剛士(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経済・社会政策部 主任研究員) 上念司(経済評論家) 田中…

濱野智史『前田敦子はキリストを超えたー<宗教>としてのAKB48』

編集から頂戴しました。ありがとうございます。 まず簡単にいうと、濱野さんのAKB大好き論であり、宗教論や、本当に「キリストを超えた」かどうかを実証するものではない、ということだ。濱野さん自身もそうだが、AKBに「ハマる」ことで今現在を夢中に生きる…

リフレ派と一緒に飲みながら語る衆議院・都知事選挙速報〜リフレ政策、原発問題、TPP、これからどうなる?!〜

ご予約はいますぐこちらから! ⇒http://www.velvetsun.jp/schedule.html#12_16衆議院議員選挙と東京都知事選挙が未曾有のクロスオーバーをかます今週末12/16(日)のイベントのご紹介です。 『リフレ派と一緒に飲みながら語る衆議院・都知事選挙速報 〜リフ…

今晩、チャンネル桜の経済討論にリフレ派大集合!

闘論!倒論!討論!2012 テーマ: 「経済討論第26弾!提言!新政府がすべき経済対策とは?」 平成24年12月15日(土曜日)20:00−23:00 日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル) インターネット放送So-TV(http://www.so-tv.j…

首都大学東京金曜一時間目「社会思想」12月14日の講義資料

本日の講義で使用したパワポ画像。タイラー・コーエンの『創造的破壊』の内容について。

QunQunの最初の写真集『QunQun OFFICIAL PHOTO BOOK』

元QunQunの現役モデル(個人的には九州の輝ける星的ファッションモデル)の吉岡ひかるさんから頂戴しました。どうもありがとうございます。ローカルアイドルはたくさんいますが、なかなか写真集の出版までこぎつけるグループはまれです。その意味でも画期的…

大谷和利『成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか』

編集部から頂戴しました。ありがとうございます。企業のブランディング戦略で、いまの国際的な主流は「写真」「動画」などのビジュアル中心であり、日本のように「文字」中心のブランディングは遅れている、ということを、その理由や具体的な企業の事例を豊…

ジャン・バティスト・セーを語る:後編(AJER動画)

後編は、ジャン・バティスト・セー自身の経済学と「セー法則」の現代的解釈について語りました。どうかご覧ください。youtube動画 http://www.youtube.com/watch?v=QbtVsVArmAI http://www.youtube.com/watch?v=7KSz0ibC7PAニコニコ動画 http://www.nicovide…

TOKYO FMの「タイムライン」で徴兵制の経済学についてコメントしました

TOKYO FMのスタジオの見晴しがよくて台本読まずに夜景みてました 笑。コメントは自分なりに頑張ってやりましたが、どうでしたでしょうか? 以下にその様子が1週間の間は聞けますのでどうぞよろしく。7時半ぐらいからです。お相手は上杉隆さん。http://www.tf…

ジャン・バティスト・セーを語る:前編(AJER動画)

「セー法則」で有名なフランスの経済学者ジャン・バティスト・セーの経済学を、いつもおなじみ倉山満さんと濃厚に話しました。こんなにセーの経済学を話した動画は古今東西ないと思います。ご参考ください。パワポ資料は放送のときは白黒でしたが、こちらで…

古谷ツネヒラ『竹島に行ってみた! マスコミがあえて報道しない竹島の真実』

御本頂戴しました。ありがとうございます。古谷さんが竹島に行く前の晩に一緒に食事したんですが、韓国にいくといっていたので、まさか日本領土である竹島に行くとは想像外でした。笑。本書を読めば、韓国は竹島を観光地化という名目のもとに、自国民に対す…

ジョン・クイギン(山形浩生訳)『ゾンビ経済学』

リーマンショックにより従来の経済政策や経済学会で主流を占めていた5つの経済思想がまったくダメだということが証明され、死亡宣告が出されたのにもかかわらず、やつらはゾンビのようによみがえってきた、というのが本書の大枠である。その5つのゾンビ的…

上念司「歴史から考える日本の危機管理は、ここが甘い 「まさか」というシナリオ』

上念さんの独自の「陰謀」論をネタにした経済・社会論である。相変わらずの上念節であり、一緒にトークイベントしたり、いままでの本をすべて読んでいると、その独自の進化を本書でも味わうことができるだろう。 詳細な中身については、道端カレンさんのブロ…

『日本人は何を考えてきたのか 明治編 文明の扉を開く』(NHK取材班編著)

NHKEテレのシリーズの書籍化第一弾を頂戴しました。第二弾の大正編の福田徳三と河上肇の回をいま校正しているところです。明治編は、福澤諭吉と中江兆民、自由民権運動家たちの肖像、田中正造と南方熊楠、そして幸徳秋水と堺利彦の回が収録されています。 冒…

安達誠司『ユーロの正体』

出版社は違うけど、安達さんの「正体」シリーズ第二弾です。本書のテーマは「ユーロの日本化」を解き明かし、今後の展望を解説することです。 「ユーロの日本化」とは何か? 「ユーロ危機を財政危機ととらえ、例外なき緊縮財政で危機を乗り切ろうとする、ド…

今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

雑誌『POSSE』などで労働問題の相談にも長く経験と積んできた今野氏のブラック企業の実態とそれへの対処方法、そしてブラック企業を含む日本の雇用社会の改革を記した本である。ブラック企業の人を辞めさせる手法の洗練化と複雑化が具体的に書かれていて、特…

デイビッド・リカードを語る:後編(AJER動画)

リカードの経済学の核心部分に入る後編です(前編はこちらから)。主著の『経済学及び課税の原理』の内容、成長論、比較優位の簡単なコンセプト(機会費用の説明)、機械論と失業、不況論争、現代の承継者たちなどを語ってます。来週は「セー法則」でおなじ…

ケインズ学会でのコメント

本日のケインズ学会(http://keynes-society.blog.so-net.ne.jp/)でのコメントを以下に。この他に結構、時間を割いて話したのが、上田美和氏の『石橋湛山論』に関連して、「小日本主義」と「大日本主義」という従来の二分法的解釈への上田氏の反論を、僕な…

ケインズ学会で第二日目にコメント参加

明日明後日とケインズ学会です。若菜氏の「石橋湛山とケインズ」報告での討論者として参加します。ケインズ学会盛り上げていきましょう。プログラム 2012年度ケインズ学会 プログラム 於 明治大学駿河台キャンパス第1日 11月23日(金) 受付開始 明治大…

デイビッド・リカードを語る:前編(AJER動画)

スミス、マルサスときて古典派経済学の大御所リカードの回になりました。今回も現代的な視点からの読解に力をいれて倉山満さんとの対談形式で快調にとばしてます。視聴数は完全無視して、専門的でなおかつ大切なことを時間をかけてお話ししてます。ニコニコ…

首都大学東京金曜一時間目「社会思想」11月16日の講義資料

今日の講義に使用する予定のパワポ画像です。最後に此れから利用する参考資料あるので要チェック。先週出した課題は、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を観て、社会との関連性について論じなさい(2000字以上)、11月30日の講義内で回収予定。 オウム真理教の…

ニッポン放送で臨時パーソナリティに

昨日、13日、ニッポン放送の「高嶋ひでたけの朝ラジ」で、高嶋ひでたけさんの夏休みのため、臨時でパーソナリティを務めました。いや〜、面白かった。早朝なので体調の管理やまた進行などで大変では? と心配していたのですが、アシスタントの石川みゆきさん…

首都大学東京金曜一時間目「社会思想」11月9日の講義資料

今回は、まどか☆マギカと清算主義、そして清算主義とマルサスとの関連、さらに「消滅論」につなげる。以下は講義に利用したパワポ資料。なおブログ読者向けに書けば、マルサスについてはこのエントリーのパワポを改編して利用した。

適菜収『バカを治す』

「バカ」を治す基本方針ー自分が「バカ」であることを自覚して、自らの発言と行動の特性と限界をよくよく反省すること。ここでいう「反省」はごめんなさい、ではなくもちろん我が身を振り返るという意味。 これが本書の基本的なメッセージだと思う。 各論的…

『ももクロニクル』1

編集部から頂戴しました。これにはももいろクローバーZとやった七番勝負の記録も収録されてて、僕も登場しています。 あのときから比べるとももクロも大きくなりましたね。この本はももクロとももクロZの2011年の記録を彼女たちのインタビューや関係者…

ディヴィド・オレル(望月衛訳)『経済学とおともだちになろう』

経済学をかなりシニカルにそして相対的にみているオレルの構想した経済思想史です。古代社会から現代まで、いまの正統派経済学(本書では新古典派的な流れ)もひとつの経済観としてみなし、学派の競合を綺麗に整理して、代替的な学説もかなり万遍なくフォロ…

田中秀臣×麻木久仁子×勝間和代 緊急座談会「危機に立つ日本は復活できるのか?」(11/06(火) 開場:19:57 開演:20:00)

考えてみたら勝間さんとは初めての座談でした。さらに麻木さんと勝間さんとの組み合わせも見たことない。ましてやそのふたりに挟まれた僕にいたっては、どんな風に話が進行するのでしょうかw なんとなくしかわかりませんw テーマは世界経済情勢と日本の政…

内藤陽介『喜望峰 ケープタウンから見る南アフリカ』(切手紀行シリーズ)

内藤さんから頂戴しました。どうもありがとうございます。内藤さんの切手紀行シリーズもいつの間にか五冊目。今回は南アフリカの喜望峰を中心にした郵便学の世界が展開されてます。 まず南アフリカの歴史が、社会、政治、経済の方面から(内藤さんの著作では…

適菜収『日本をダメにしたB層の研究』

「B層」とありますが、もはやオルテガの「大衆」を、さらに先鋭化した適菜さん流の「大衆」のカテゴリーとなっています。相変わらず面白く読むことができました。常見陽介さんの時論のいくつか、中川淳一郎さん、山本一郎@切込隊長などのネット論などにも関…

スティーブン・D・ウィリアムソン『マクロ経済学』Ⅱ応用編

編集から頂戴しました。「新マネタリズム」を標榜する著者の現代マクロ経済学の最先端の教科書です。レベル的には付録の数式を考えると、いまの日本では学部上級のものでしょう。実は僕は本務校のやる気のある面々が集合した国際金融論の講義にこれを利用し…