2009-09-14から1日間の記事一覧

バートランド・ラッセル『怠惰への讃歌』

先日、『ベーシックインカム入門』のエントリーで紹介したラッセルの『怠惰への讃歌』がタイミングよく文庫版で復刊。巻末には塩野谷祐一先生の濃い内容の解説文あり。ラッセルの主張は過剰生産が存在するのは、人間が生きるに必要以上の生産をするためであ…

サンデー毎日でコメント

終わりの方の格差関連の記事でコメント。『雇用大崩壊』をベースにこのままでは失業率7%は確実プラス新卒就職市場の崩壊をふせぐべきだ、という趣旨のコメントを。

ケネス・ガルブレイス『アメリカの資本主義』と『大暴落1929』

福田徳三研究の落ち葉拾い。山田雄三(福田の弟子、城山三郎とかの先生)が福田理論をガルブレイスの「拮抗力」countervailing powerと類似していると指摘したので、その拮抗力理論が展開されてるガルブレイスの『アメリカの資本主義』を図書館から借りて読…

一味も何味も違う

金子さんのブログ http://blog.guts-kaneko.com/2009/09/post_472.php 個人的には「失業率の悪化をとめる」とか「日本銀行法の改正」とかでもいいんじゃないかなと思います。貨幣的な現象(デフレとインフレ)はウケのいい悪いではなく、まず物価が「お金の…

ドクガの餌食になる

よく「悪い蟲がつく」とか「ドクガの餌食になる」ともいいますが。昨日から利き腕が痒くて痒くて、しかも湿疹もひどくなり病院にいきましたが、この季節特有の蛾の幼虫、つまり毛虫に刺されたみたいです。ようやくクスリをぬってかゆみもやわらぎましたが、…

不況のときに育つと努力より運を信じるようになる?

すでに内外ともに話題になっているのが以下の論文 Growing Up in a Recession: Beliefs and the Macroeconomy http://ftp.iza.org/dp4365.pdf 要約しかみてないけど、不況期に若い時代をすごした人は、好況期にそうであった人よりも、人生の成功が努力よりも…