2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ロボットは人口減少化を救うのか?

以前、このエントリーに書いた話題ですが、日本が将来の未熟練労働者の不足をロボット化をすすめることで補うという戦略についてです。ここでは少子化に伴う労働力不足をロボットの導入で補っていこうというわけですが、他方で、ひょっとしたらロボットの導…

増田悦佐『日本文明・世界最強の秘密』

Fellow Travelerさんのコメントで思い出して今日の取材のために再読。いままでの増田理論を明るく全開w。増田ファン必読の一書ですね。特に自分が鉄道や都市関連で何かいう羽目になるとは思わなかったので、以前はアメコミネタがないだけで残念な気がしたけ…

産経新聞社会部『「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件』と家庭内暴力(DV)に関する経済学論文

取材した記者たちの若干の主観とちょっとした事実のフォロー以外は、証言と尋問・質問だけを中心に構成された400頁超の文字も細かい大冊。いままで主にネットや新聞でのニュースでしか断片的にしか知ることがなかったのだが、「セレブ妻」がまさに「」付…

今日のヴァーチャル・サバティカルⅠ

サバティカルも海外研修制度もないのでひとり脳内サバティカル実施中 笑)。テーマは当面は労働市場と最適金融政策。今日、勉強したもの。だるいところは一回理解したらカード使ってモデルの構造丸暗記 爆。 動学的最適化全般でのおススメ(マイ院生時代のア…

唐沢俊一他『反日マンガの世界』

これ正確には雁屋哲の世界の方がいいよねえ。しかしなんで僕こんな本買ったんでしょ 笑)。唐沢氏のダメさ加減全般はこれは伊藤剛さんにまかせて、第1章はあまりに出来が酷い(それでも宮島理氏のは読める)。第2章以降では、七尾輝一氏の論説を読んで僕も…

スティグリッツ&ビルムズ『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』

予想通り原書とほぼ同時ぐらいの翻訳刊行ですね。原稿段階から翻訳権取引したのかな? いま読んでますのであとで感想付記するかも。 世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,リンダ・ビルムズ,楡井浩…

 コミュニストはSEXがお上手?

一昨日、試写会に招待していただき鑑賞。観たところはいまから20年前に職場だったところとちょうど道を挟んで真向かいの映画美学校。あんなに近くで何年か働いていたのに建物の中には入ったことはなかったので物珍しい。映画も非常に珍しいセックスを題材に…

高橋洋一兄貴w『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』

ちょっとネット厨毒のみなさんに合わせてエントリー題名一部茶目っ気を発揮しました(わからない人はスルーしてかまいません)w。それはさておき高橋さんの新書をたまたま本屋で見かけたのですかさず購読。『財投改革の経済学』>『さらば!財務省』>本書…

ゴールデン・ハーフ「バナナ・ボート」

偶然にこの曲を聴く気になる。そういえば、小学生の頃は彼女たちに完全に入れ込んでたね。いまyoutubeなどで動画をみると、明らかに現在でも通用するルックス。ちなみに僕はマリア(森マリア)のファンだった記憶があり、後にGメン75でも彼女目的で見てたか…

大竹文雄ブログ、sadieのベリーダンス

アンテナ・リンク先追加 大竹文雄ブログ(なぜか忘れてました) http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/ 飯田泰之ソーシャル・サイエンス・ハック!(終了しているけどリンク先に) http://wiredvision.jp/blog/iida/ 少し紹介しただけ当ブログでの反応抜群…

副都心線関係(経済)メモ

取材を受けるのでお勉強メモ。この種の話題で困ったときは、モリタク先生に聞け、が定番。ただ少し大胆な予測込みですなあ(笑。 「副都心線」開通で東京に何が起きるhttp://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/99/ その他は 東洋経済の記事: https://www.to…

マクロ経済学関係洋書

八重洲ブックセンターで実物をみて紹介したいな、と思った本。 まずマクロ経済学の教科書。例のネットでは定評のある『経済成長論入門』を書いたジョーンズの中級向けマクロ経済学の教科書。成長論にかなりのスペースを割いていて面白そう。 Macroeconomics…

サミュエル・ホランダー『マルクスの経済学』

古典派経済学の歴史を新古典派経済学の流れとして抑えるホランダー史観のおそらく完結編に位置するだろう、マルクスの経済学がついに出版。今日、初めてマスコミ試写会に招待されて、「くっそおう、いつもガース柳下大先生はこんないい思いしてるのかよw」…

上久保敏『下村治』と沢木耕太郎『危機の宰相』

図書館にて斜め読み。後日購入予定でメモ。上久保さんらしい手堅い仕事と拝察。下村氏の業績については沢木耕太郎の名著『危機の宰相』があるが、同書と補完して読まれると面白いと思う。上久保さんのはバランスのよい評伝として、沢木氏のは彼の問題意識が…

少し早読み週刊東洋経済「子ども格差」

「社会的養護に子どもの視線を 声を上げ始めた施設出身者」、「際限なく広がる母子家庭の貧困」などは必読のルポ。僕も母子家庭で、途中まで岩田正美氏のいうところの「貧困という名のバス」の乗客のひとりだったので他人事ならず読む。

ストレート勝負、Facta

吉野直行・慶大教授を批判する http://facta.co.jp/blog/archives/20080507000676.html この高橋洋一教授の本『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』と連動してなかなか興味深い。http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/63/9784166606351.shtmlサンプル…

ブログ備忘録

リンク先、アンテナ全面見直し中 UNIQLOCKのウル四人組のひとり、松永かなみオフィシャルブログ(好感もてるブログ) http://ameblo.jp/kanami-matsunaga/ ハンバーガー統計学(便利) http://kogolab.jp/elearn/hamburger/ Jessica Hagy(完全にツボにはま…

竹熊健太郎『箆棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』(文庫版)

何年か前に、旧ブログ時代に話題になったレインボーマンのM作戦関連で、何冊か川内康範関係の文献を読んだ。その中に本書の単行本版があって、そのときは川内氏のところしか読まなかったのである。今回、文庫版を購入したのを契機にすべて読んだ。いまさら…

尾崎護『吉野作造と中国』

吉野作造の中国論が、どこまで日本の植民地体制をレジーム転換する方向で議論しえたか、近年の学界の焦点。吉野作造と中国 (中公叢書)作者: 尾崎護出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/05メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) …

Bryan Caplanの公共選択論講義ノート

備忘録として http://www.gmu.edu/departments/economics/bcaplan/e410/econ410.htm

ハンバーガー統計学

飯田さんの本をもう一冊欲しくなって(やる気のある学生の副読本=貸与用)、アマゾンのレビューをみたら、なかなかいい情報あり。 ハンバーガー統計学 http://kogolab.jp/elearn/hamburger/ あとでゆっくり見ておこう。個人的には、回帰分析の本は何冊も読…

昨日、早稲田正門に行ったら

出版社との打ち合わせのために都電を下りて早稲田大学正門方向にいったらすごいことに 笑。大隈商店街の方からはたぶん胡氏をみることができたかもしれないけれども、立ち止まらずにどんどん歩け、と警官に指示されたのでどんどん進む 笑。途中からは丈の高…

猪木武徳「オルテガ『大衆の反逆』」:『環』33号

下に書いたように、思いがけない体験をした後に献本いただく。『環』は今号から紙面をリニューアルしていて、中でも書評や名著再読というコーナーに力をいれている。僕が真っ先に読んだのは、猪木武徳先生のオルテガ『大衆の反逆』についての名著探訪。 猪木…

ワロタ。

『ヤバい経済学』ブログでのダブナー推薦。jessica HagyのIndexedが届いたので遅い昼ご飯を食べながら(行儀悪い)読んだ。これは面白い。吹出すところもあるので食事中は要注意。いろんなものをベン図、グラフで表現しているんだけどウィット(機知)ってこ…

経済学史学会全国大会報告要旨

akamacさん経由 http://society.cpm.ehime-u.ac.jp/shet/conference/72nd/conf72j.html 現時点の予定では、ポランニー、ミュルダール&ケインズの人口論、賀川豊彦論を聞いて一日目の前半でダッシュで帰る予定。原稿締め切り大杉栄。

サーチ・ナウ:我が国に求められる経済政策とは

題名の通り。 http://www.murc.jp/politics_c1/search_now/2007/10/sn_071022.html

小田中直樹ネタ帖殺人事件

http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20080507#p1 当ブログでは、名字が似ているので(違 みなさんから、小田中ネタ帖を懐かしむあるいはアデューを告げる記帳を受付開始しました。はてなユーザーのみにしかけませんが。(に訂正w

おっととと

本棚整理して、何冊も抱えてるところで地震キター

複素経済学、反経済学、ビオ経済学、進化政治経済学、など等

上のエントリー題名にあげた「経済学」に心酔しちゃいそうな人は、例えば安冨歩『生きるための経済学』の新古典派経済学批判のところだけを速攻で読んで、上のエントリー題名に関わる人たちの大枠の思考を確認して(econ-economeさんの安冨本書評でも代替可…

山田優問題

http://blog.goo.ne.jp/hwj-tanaka/e/bba013d8cb4333e5981458911a56b53fhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060927#p2http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20071021#p1 以上。