2008-05-21から1日間の記事一覧

書評『都心回帰の経済学』

都心回帰の経済学―集積の利益の実証分析八田達夫 (編)日本経済新聞社 本書は、編者の長年の主張といえる都市再開発の目玉である容積率緩和と、共著者のひとりである増田悦佐氏が『高度経済成長は復活する』などで主張していた「国土の均衡ある発展」イデオ…

文化の創造的破壊

ちょっと所用があり書いた短文。Creative Destruction: How Globalization Is Changing the World's Cultures作者: Tyler Cowen出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2004/03/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (5件) を見る『創造的破…

書評:副島隆彦『人類の月面着陸はなかったろう論』in『週刊東洋経済』

『週刊東洋経済』に書いた書評。『人類の月面着陸はなかったろう論』副島隆彦 「なかったろう論」とは、なかなか味わい深い題名である。人類の月面着陸が確証されれば、副島氏は筆を折るそうだが、その勇猛な決断と本書の「なかったろう」という表現とのギャ…