2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
下に書いた事情で、ネット上のニュースだけでしか確認してないんですが、民主党の議員の日銀総裁が国会議員経験者だったらどう考えるかという質問に対して、福井総裁がこれを含む質問に答弁して、総裁の資格云々というお説を披露したという発言ですが、これ…
『経済セミナー』2005年2月号掲載のもの
マルクス・ノランドらの新刊に際してのインタビュー。北朝鮮への飢饉防止のための政府間援助の必要性とその戦略。飢饉自体は自然災害ではなく、北朝鮮政府の対外貿易・援助流入の急減などに求められている。参照されている彼らの新刊はまだ未入手。アマルテ…
「日銀ウォッチ:不透明な金融政策の意図」末吉さんの記事です。2月の再利上げの日銀の真意は何か? というものを考察しているものです。 いわゆる「円キャリートレード」つぶしが日銀の真意なのかどうか? しかしこの円キャリートレード潰しは実効性があっ…
すごい豪雨の中を群馬から帰ってきたらいきなり、福井総裁の「金利正常化」発言を聞き軽く脱力。これ記者会見で「金利正常化」目的の利上げを否定していた総裁の発言とは思えないのですが、要するに言葉が気に食わないだけで中身はやはり同じってことで理解…
マンキュー先生のブログ経由。これはおススメ。http://www.philadelphiafed.org/publicaffairs/speeches/plosser/2007/03-06-07_ny-assoc-bus-econ.cfm(概要) 金融政策における政策の効果についてコミットメントと裁量というふたつの観点から考え、前者は…
リンク集を漸次改善中です。今日はフィラデルフィア連銀とセントルイス連銀を掲載。後者は金融政策関連のデータベースで有名なFRED® やその他のデーターベースなどお役立ちサイトとしても著名。
ある男の人生を過去=「彼」、現在=「おまえ」と書き分け、それが交錯するなかで光と影の淡いとしての人生の実存を描く作品。この淡いを鮮明にしていくのが、本書でも力点が置かれている性的体験の描写である。「彼」が経験した文化大革命の時代は、単純な…
月曜日に発売の『週刊東洋経済』にベッカー先生登場です。これは必読でしょう。さすがベッカー先生、バシッと語ってもらってます。1 日本の経済格差といわれている問題は不況のせいなので、あと1〜2年*1もいまの景気が続けば経済格差と騒がれている問題の大…
なるべく土日は経済の話題はしないようにしてますが、以下は最近関心を深めているいわゆる円キャリートレードとか「海外投資家」分析もので読んでるもの。
岡崎京子の作品を久しぶりに読む。これは初出のときに読んだ記憶があるようなないような。しかし受話器(コードついてるの)を顎ではさみながら、両手で他の事やりながら語るような人間関係みたいな感じ。「弟」の書き込みが足りなく、また「妻」や「母」も…
まあ、政策決定会合での決定と大幅に違う発言がでてきたらそれこそ驚きなわけですから内容は予定調和です。亀崎委員は日銀公式見解をそのまま発言している優等生タイプ*1、中村委員の方はお人柄でしょうか、むしろ素直なリアクションをしてまして、これから…
原田さんが数年にわたって努力を傾注した著作が登場します。草稿を読ませていただいたのですが歴史的分析としても示唆に富み実に刺激的でした。完成形態がどんなものになるか期待大です。http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0257002 http://www.7andy.jp…
近所の本屋で購入。いままで読んでたのも読んでないのにも、盛りだくさんの新注*1を付して、ブログへの懐疑を加えたw文庫版あとがきもくわえ、さらに宮崎哲弥氏の『走れ! タカハシ』(ふ、古い)みたいな激励文までついて、かなり読ませます。 面白いと思…
http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken07/kk0704a.pdf(総裁会見要旨) 前日来の当ブログのエントリーの続きみたいで同じことを繰り返すわけですが、日銀短観の楽天的解釈も「生活意識に関するアンケート調査」における物価上昇見込み減少の過小評価も、基…
今日の帰りでも本屋で買う予定。(付記 群馬にないじゃんw。明日に続く) 『山形道場』はもっているけれどもこちらは読んでない。感想は夜にでも付け加えるかも。解説は宮崎哲弥氏とのこと。 新教養主義宣言 (河出文庫)作者: 山形浩生出版社/メーカー: 河出…
新学期開始でまだ群馬にいく体力と気力のバランスがとれてないですが。汗。まあ、なんとか連休利用しながらキャッチアップ。
初版は邦訳もでて、『テラスで読む経済学物語』(日本経済新聞社、上原一男・若田部昌澄訳)ででておりまして、私も訳書は出版されたときに訳者から献本いただいた思い出の本でした。それが10数年ぶりに新版として登場しています。すべての章に新情報が付加…
最強の業界誌『日経公社債情報』の注目リフレ記事をお伝えするコーナーです。今回は初登場? ドラゴンさんの「日銀ウオッチ:ゼロインフレ下での利上げ 「賃下げなき社会」崩壊迫る」が読ませます。デフレの深化によって賃金の下方硬直性に衝突することで失…
上でも言及した昨年のW杯のときに『AERA』の特集号に寄稿したものを以下に再録します。オリンピックも万博も似たりよったりです。
明日(水曜)に店頭に並ぶ『SAPIO』にバーナンキFRB議長とFRBの政策、世界経済(ブレトンウッズ2.0)や日本経済との関係について寄稿しました。ご参照ください。
新ブレトンウッズ体制(Ⅱとか2.0とか)の悲観シナリオと楽観シナリオの両方の検証を中心にして十分な紙数で論じています。
毎月おなじみの連載を読みました。山形論説「オリンピックに経済効果はない」はオリンピックの経済効果は疑わしい、経済効果棚上げにしてもやる意義もあんまりみあたらない、おまけに東京が開催地になる可能性もないんじゃないか、とオリンピック東京誘致へ…
金融経済月報(基本的見解1)(2007年4月)http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/gp/gp0704.htmを拝見しますと、僕からみると実質的なデフレが持続し(石油関連除く、CPI上方バイアスの残存など)、さらにコアCPIをただみてもゼロ近傍を弱含みで推移して…
こういう区分けは楽しんでやるのが一番でございます。ええ。なんといってもやりだした元祖=田中 がそう申しております (^^;)http://d.hatena.ne.jp/akamac/20070405
内藤陽介さんのブログから。とても面白い。http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-entry-696.html
http://www.ft.com/cms/s/f5a8a8ea-e60a-11db-9fcf-000b5df10621.html日本語の要旨はここ(リンク先は将来切れると思うのでそのときはこの行は削除) 結局、デフレギャップがなくなったという日本銀行や政府の公式見解とは異なる、ということでしょう。失業…
三つの章(アメリカの実質為替レート減価問題、アメリカ経済冷却化による世界不況の可能性、国際労働市場)は完全にダウンロード可。 日本語の要旨をみればほとんど内容はカバーできると思います。http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2007/01/jpn/sumj…
『紋切型辞典』(平凡社、山田ジャク訳より)経済学……非情な学問 金銭……諸悪の根元。「黄金の呪わしき餓鬼」。今日(現代)の神。大臣がもらえば俸給、公証人なら謝礼金、医者なら薬札、会社・銀行員なら給料、労働者なら賃金、召使なら給金となる。金銭は幸…
最後まで隠し穴に墜ちた本物の王の行く末が気になった。それだけで後は三鷹に散歩でもいったほうがいいような感じ。まったく合わなかった。ところどころに『天空の城ラピュタ』ぽい(元祖はこちらだが)ところがある、警察や大型ロボの造形、旧世界の崩壊を…