2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 カーツマンのスライドショー

このスライドショーは面白い。第二次世界大戦中のコミックの悪役は完全に日本人だな。 http://members.tripod.com/harveyawards/2000_HKTributept1/sld001.htm 他にも戦時ものが豊富。戦争とコミックの関係はいろんな面で非常に深いと改めて思う。

 杉原四郎著作集第3巻

杉原先生のご体調が心配だったのですが9月にいよいよ第3巻が刊行されるとのこと。今度の巻は日本経済思想史篇。田中も月報に寄稿させていただきました。先生から福田徳三論と『サラリーマン』論の完成をせかされております…頑張らねば。

 アラン・ムーア祭りはじめますた

とりあえず翻訳あるのから。 バットマン:キリングジョーク―アラン・ムーアDCユニバース・ストーリーズ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)作者: アラン・ムーア,秋友克也,石川裕人出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2004/03メディア: コミック購入: 4人 クリッ…

 増田本改訂への道その1(藁い)

なんの因果か、アメコミなんていう金ばっかかかる世界になくなりつつある毛髪一部分だけ突っ込んでいる今日この頃。 http://www.tcj.com/ リンクにThe Comic Journalを加えました。最新号の特集はどう考えても経済ネタです。おまけにアメコミ論戦参加者必読…

 コーエン×カーツマン×ギリアム×ラスベガス71

某所で梶ピエールさんにサジェスチョンを受けたので、アメコミ論戦の延長ものとの掛け合わせでこれからの研究方針を考えてみることにしますた。あの論戦ではコミックコードの問題と50年代アメコミ市場論の闘いがあったわけです。 で、注目しているのが、増田…

ネットの接続環境が悪く(たぶんコードがおかしい?)コメントにもレスお返しするのはしばらくお待ちを。修理中。このエントリーも無事に掲載できるかどうか。

 月館の殺人(下)

月館の殺人 (下)??作者: 綾辻行人,佐々木倫子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/07/28メディア: コミック購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (236件) を見る正直、微妙。上は面白かったのだが、ネタばれになるので詳細は省略。 ついでにアラン…

 ネットアイドル麻生外務大臣の挑戦?

以下は未定稿。近いうちにいったん削除、その一週間後に復活掲載予定。麻生情報ウェルカムw ーーーー 福田元官房長官が自民党総裁選への出馬を見送ったために、安倍政権の誕生が確実視されている。そのためもともとは安倍官房長官の総裁選対策として始めた…

 げ、せどられてるぜw

Elleの遺跡の方で、経済思想史研究者に愛好家(?)が多いゲーム脳・汚染脳関係のネタでもやろうかと、かの「企画書」サイトからとんでって、関連であの『創発』のアマゾンコーナーをみたら、売り切れでおまけにせどられて3200円〜3900円(現時点)…

前期ようやく終わり ちかれた…。そういえば今日は新刊の校了日だったか。 校了。『経済政策を歴史に学ぶ』(ソフトバンク新書)は8月16日発売。夏にもう一頑張りして年内にもう一冊だしたいところ。ダイエットしながらw

 日銀利上げの理由(日経公社債情報:蒲焼の匂ひ)

いつもの『日経公社債情報』の記事ご紹介。「日銀ウォッチ」に「「利上げ」先制攻撃の理由」で末吉さんの寄稿です。 これは本ブログでも言及しているhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060715のですが、今回の日銀の利上げの理由がほとんどみあたらず…

 ガルガンチュアの尻と仮面ライダーアギトのお尻*1

「週刊ビジスタニュース」山形月報より。名言。 日銀がゼロ金利解除しちまったか。ああああ。シートベルトしめておけよ、という感じ。by 山形浩生

 韓流ドラマだよ、全員集合w

Yahooニュースによると、NHK衛星放送で10月5日から毎週木曜日の午後10時、ユン・ソクホ監督の『春のワルツ』がみれるのだ、ヤッホイ。韓国から来てる留学生に帰国時にDVDでもでてたら頼んで購入してきてもらうか、と思ったのですが、10月になればみれるわけ…

 92分縮む

yanoさんおススメ河崎実監督の『かにゴールキーパー』を見る。 かにゴールキーパー [DVD]出版社/メーカー: BBMC発売日: 2006/05/26メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (27件) を見る あぶく吹いてもみれますか? 次、『コアラ課長』いってみ…

 「みのもんた」、ですがなにか。

さてぐっちーさんでさえ最近はとりあげてない孤高の話題w、福井総裁スキャンダル関係です。『週刊現代』の「村上ファンドは福井ファンドだった」なんとかかんとかという特集です。記事の内容はまあ、置いときまして、記事中のコメントだけご紹介。 山崎元さ…

 『週刊東洋経済』の白川論説

『エコノミスト』覗いて二重にがっくり。景気診断があまりにも予定調和的(機械的)に予測されている。その楽観ぶりは日銀レベル (ーー;)。 菊池信輝さんの論説は外交関係ではなく財界もの。「なしくくずしの小国主義」ネタではなくこれまたがっくり。 『…

 長澤まさみと道路公団民営化

げげげげ、うっかり消去しちまった (ーー;)。誰か保存してないですか? まあ、なくてもいいエントリーですか、そうですかw

 福井総裁「辞任問題」w

すでに目にするかぎり、ネット上で福井総裁の村上ファンド関連での問題を粘着に継続的に話題にしているのは、ぐっちーさんとことここだけのようである 笑) さてたまたまジダンの頭突き問題の記事で、先輩の田村修一氏のコメント*1が掲載されていたので何気…

 岩田規久男先生の福井総裁辞任論

忘れてた 汗。岩田規久男先生も福井総裁辞職せよ論だったのだ。 cloudyさんの日記より、朝日新聞紙上のインタビューから引用 <――福井総裁の村上ファンドへの投資問題が明るみに出ました。 「日銀の内規で、職員が株を保有でき、届け出れば株取引に制限がな…

 ぽか〜ん、ヴィクセルの伝統が欠けてるの、おれら?

切込隊長のエントリーに誘われて、FACTAの編集長ブログにまでたどり着く。で、以下のエントリーを目にして呆然。http://facta.co.jp/blog/archives/20060714000200.html「ウッドフォードによれば、その延長線上に「インフレ目標論」がある」の「その」という…

 朝日新聞、中原伸之氏コメントなど

cloudyさんがまとめていただきました。景気観測以外で私が興味ひいたところを以下抜粋。<――今回、政府・与党からは解除への慎重論がほぼ消えました。 「金融政策で政府・日銀の意見がほぼ一致する、というのは考えものだ。違う意見の方が互いの牽制が働くし…

 『鞍馬天狗とは何者か 大佛次郎の戦中と戦後』

さきほど届いた頂き物。第1回河上肇賞奨励賞受賞作品。 国民的作家といわれた大佛次郎の戦中の「戦争協力」の真偽、東京裁判との関連などが書かれた野心的な著作。 鞍馬天狗とは何者か―大仏次郎の戦中と戦後作者: 小川和也出版社/メーカー: 藤原書店発売日: …

 ネットアイドル麻生太郎外相の経済政策を考える(ネタにマジレスw)

Baatarismさんのご要望?にお答えして次期首相問題を考えるで、現実的には麻生氏か安倍氏か、ぐらいが許容範囲。安倍氏はたぶん自分では何も考えてないので面白くないので置いといてw 麻生氏の経済関係の主張を少し考えてみようw面倒なので今年に入ってか…

 アメコミのラブロマンスもの

げげげ、なんじゃ、こりゃあ。60年代のラブロマンスものを多数収録したもの。増田本の主張のひとつの女性を描けないアメコミという話を検証するために購入。しかし増田本の主張以前に、これは読むに耐えないなあ。いっさいヒーローは出てきませんのでその意…

 ブログを語るオレがいる

ようやく試験期間終り。といってもこれから採点や、まだ来週いっぱい授業。さらに今日家に帰ってから明日いっぱいまで、土曜に行われるオープンキャンパスの公開授業用の「ブログとは何か」の準備をする予定。 特に学生向けというわけではなく、一般聴衆を意…

 日経公社債情報蒲焼の匂ひ

恒例の史上最強の専門誌「日経公社債情報」の匂ひだけを嗅ぐコーナーです。永田町ウォッチに茹蛙さんが寄稿してますが、安部次期総裁確定氏の健康を心配するマターリーとしたネタでして暗黒闘気が不足ぎみでして省略させていただきます。 特集でやはりゼロ金…

 最近なんかネット各所が黄ばんでる件について

http://bewaad.com/20060717.htmlhttp://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/07/18_184024.html どうでもいいが、日本銀行旧館が日本で最初の水洗便所を設置したことを知ってる私は暇人ですwhttp://www.boj.or.jp/oshiete/outline/01601001…

 白田秀彰『インターネットの法と慣習』

いただきもの。 インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]作者: 白田秀彰出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/07/15メディア: 新書購入: 9人 クリック: 223回この商品を含むブログ (152件) を見る 8月に出す…

  中原伸之氏の石油の経済学

最近、石油関係に関心がでてきたので、まずは中原氏の『日銀はだれのものか』から石油関連の主張をメモ。少しまとめて関連文献を漁る方針。 原油高の意味を中原は需給両面の構造的要因でとらえる(おまけの地政学的リスク)。構造的要因は、需要・供給の価格…

 竹森俊平氏の今朝の日経教室

これはいい! 日本経済新聞経済教室「ポストゼロ金利 上」の竹森先生の論説です。 要するにゼロ金利解除の理由と今後の方針に関する日銀の説明が事実上ない、ということです。 この点は私もブログで同じ意見を表明してますので激しく同意いたします。 特に竹…