世界のマルクス切手は214枚か? マルクス切手完全収集

たぶん世界のマルクス切手(肖像、彫刻、書影、マルクスの発言)は、その数は214枚。ここにはカール・マルクス通りなどの地名ものや大学名などは抜かす。いままで1990年までに200枚というのが通説だったが、上のカウントだと少し多くて90年までには、207枚になる。これらをようやく集めきった。切手収集自体を始めたのが去年の9月なのでほぼ5か月かかったことになる。インターネットの時代でよかったものの、やはり探す手間は大きなものだった。

 

鈴木鴻一郎、杉原四郎、R.ヘッカー・H.ヒューブナー・窪俊一各氏の書籍で言及されたり、掲載されたマルクス切手はもちろん手元にある。

 

最期まで探したものは、モザンビークマルクス(とレーニンエンゲルス)切手であり、国内の切手屋さんや切手市場・バザールにいくたびに「モザンビークはないか、モザンビークはないか」を最近は連呼していたw。モザンビーク自体のいまの切手発行スタイルは外貨獲得に完全に傾斜している。マリリン・モンロー切手なども去年は出していたが、モザンビークにはなにか関係しているのだろうか? そうとは思えない。マルクス切手は同国が社会主義政権だったころに出したものである。

 

最後の残ったマルクス切手はイタリアの著名店であるErcole Gloria Collezionismo で買い求めた。ちなみに同店では日本語で対応もしてくれるので便利である。

www.ercolegloria.com

 

ステーショナリ類はあまり関心がないので少ししかないが、収集のアクセントとして補強はしたいと思っている。あとコンゴ象牙海岸などが去年も発行した「いかがわしい切手」や、またこれも去年、カナダとルクセンブルクなどででたパーソナライズド切手などもおいおい補充していくつもりである。

 

とりあえずマルクス切手は完全収集した。日本の経済学者では、おそらく鈴木、杉原についで三人目である。

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