「普請文化フォーラム」in明治大学アカデミックホール

 知人の川井さんに招待いただき、「普請文化フォーラム」に行きました。日本の伝統建築その構法、城址の保存・再見、景観など日本文化の基盤をなす「匠」たちの技術と文化を、政府とそして民間とが連携して保全していく運動ですね。

 

大変に盛況で、アカデミックホールは満席に近い状態でした。

dentoh-isan.jp

 

長時間のフォーラムだったので、本当は後半の飯田泰之さんも参加するシンポジウムが聞きたかったのですが、ちょっと疲労があって前半の識者二名の方の講演のみで退席しました。また今度、彼に会う機会があればどんな話をしたかきくことにしたいと思います。

 

識者の方の講演では、特に熊本城の修復作業の話が興味深く、その修復が実に容易ではないことがわかりました。また熊本城の構造がいかに優れていて、また歴史的なものなのか、その深みにふれることができたのも収穫です。

 

このような自分の関心とずれる問題でも、やはり知的刺激を得ることができるものは積極的に拝見したいなと思いました。