高橋さんから頂戴しました。ありがとうございます。
さまざまな媒体に寄稿した時論を丁寧に書く加えてまとめた、まさに現代と闘う経済政策助言者の本です。
いきなりですが、最近、高橋洋一=セルジオ越後説が、僕の近辺で浮上してきてますw。ちょっとご尊顔が似てきたかな? という感じですが、なんと高橋さんはサッカー選手でもあったんですよ。ちなみに一番上手なスポーツは、どうもボウリングだということで、一度、リフレ派ボウリング大会でもしたら面白いかもしれません。
すみません、本当に余談でした(笑。
ただスポーツの多くは戦略が重要だと思います。戦略に適合する政策をいかに割り当てるか、その点では(細かい論点では僕と異なることもあるのですが)、データとシンプルな理論をもとに説明する高橋さんの議論には説得力と、もし反論したいならば、同じくデータと理論で勝負すればいいだけだ、という単純な論争の姿勢があります。残念ながら、ネットの反応含めて、高橋さんの所説のどこがいけないのか説明できず、ただ否定の言葉を連ねる印象操作が多いようです。ぜひその種の印象否定にだまされないように、本書をそのまま読んで議論のたたき台にしたらいかがでしょうか?
個人的には、やはり経済学+地政学=地経済学とでもいうべき領域について、本書は参考になります。
- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: 単行本
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