映画『パッセンジャー』は『ラ・ラ・ランド』より上の良質の恋愛映画

 『ラ・ラ・ランド』は恋愛映画ではない! という怖い人がいるかもしれませんが、その議論はいつかまた(笑)。それはさておき、SF映画の『パッセンジャー』は、予告編が面白い設定(120年かかる恒星間航行中の長期睡眠からアクシデントで目覚めたふたりの男女)だったので、公開初日に見に行きました。とてもいい映画で、設定的にもいろんな解釈をすることも可能(極限状態の悪意とはなにか、など)で、しかも宇宙と宇宙船がとても綺麗で豪華に描かれた極上のデートムービーです(笑。なぜ「笑」かというと予告編はもっとハードなSFかな、と思ったのですが、実際には男女二人の心のひだが丁寧に描かれたまさに恋愛映画の典型作品でした。予想外ですw。

 しかしあまり高い評価はきかないな、と残念に思ってましたが、政治的な立ち位置は違えどもw、なぜか妙に映画評価が似ている前田有一さんが高い評価を与えているのを知り、僕もこのエントリーを書く気持ちになりました。

前田有一超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/02151.htm

 おススメです。続編もみたい(笑。