かわぐちかいじ『空母いぶき』1巻&2巻

 日本の戦後発の空母いぶきを中心にした自衛隊尖閣諸島をめぐっての中国との軍事衝突がテーマ。非常にタイムリーな話題であり、ついつられて購入してしまった。フィクションとはいえ、「専守防衛」の意味を事象化してみせるとなかなか迫真性がある。かわぐちかいじ氏の『沈黙の艦隊』『ジパング』は好きなマンガだが、この作品も続編が気になる。