東浩紀と宇野常寛との実名対決?

 Twitterを今朝、ざっと見ていたら栗原裕一郎さんと小谷野敦さんとの間で、宇野常寛氏(ちょっと関連して東浩紀氏も関連)が話題になっていた。

 小谷野敦さんのブログ:猫を償うに猫をもってせよ
 栗原さんと枡野さんと豊崎さんへ
 http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100404

 栗原裕一郎さんのTwitter
 http://twitter.com/y_kurihara/status/11598860024

 中心的なテーマは正直、人間関係および予備的知識に欠けるのでわからないところが多いのだが、断片的な部分だけかすめとって小谷野、栗原両氏には申し訳ないが、宇野氏、東氏というのは、

栗原「名指しせずに批判する行為を批判していた小谷野さんが、名前を出さずにあてこするのが得意の宇野」
であるとか
小谷野「東は、私が村上春樹についての東の言に異を唱えた際、「このブログ主は」などと名指しを避けて反論してきた奴である」
ということで、東・宇野両氏とも、その批判者を匿名で批判することに特徴があるという記述である。

 ところが、僕は宇野、東両氏に従来から批判的なのだが、対談・討論番組などで、もろおふた方と衝突した経験をもち、実名で批判ないし意見の応酬(宇野氏との座談は校正の段階でディフェンスとオフェンス入り乱れての応酬だったことを含めて)をした経験がある、ひょっとしたらまれな経験の持ち主である。

 東氏には喧嘩ゆえにwTwitterをブロックされているが(笑)、宇野氏とはとりたてて喧嘩(笑)した記憶がないので、道で出会ってもだべるぐらいはできるだろう(たぶんw。とはいえ両人の主張についてはあまり感心していないのは前とほとんど変わらない。東氏にいたっては全人格的にとりあげて(ご本人から)論評を求められているような気がしてきたのでいま準備中である。

●印は「直接対決」の「記録(笑

東浩紀に関連するエントリー

●Togetter - まとめ「田中秀臣VS東浩紀〜実証に関して@都条例改正案会議・ニコニコ生放送〜」
http://togetter.com/li/11360

『思想地図』vol.4ー座談会:変容する「政治性」のゆくえーシェリングの分離・融合モデルとの接続ー
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100105#p4
「まがいもの」を売る仲介者、ネット封建制 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080307#p1
現代思想の最前線(東浩紀辛坊治郎)から:http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090208#p4


宇野常寛に関するエントリー

●αシノドス年末号:特別対談 / 田中秀臣×宇野常寛「ポスト・ゼロ年代への想像力 ――日本的構造(論)の呪縛を超えるために」http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091220#p2
宇野常寛更科修一郎『批評のジェノサイズ』
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091023#p1
栗原裕一郎「『ゼロ年代の想像力』に掲げる「決断主義」は果たして「ニヒリズム」なのか」
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090610#p2
宇野常寛ゼロ年代の想像力』と山形・稲葉の新教養主義http://blog.goo.ne.jp/reflation2008/e/613f7854fe7aa43d25fd756e2c668a7e