高野房太郎研究

 岡本さんのarg経由http://d.hatena.ne.jp/arg/20080929/1222644679で知りました。二村一夫さんが、『労働は神聖なり、結合は勢力なり−高野房太郎とその時代』(岩波書店、2008年9月刊)の相互補完本を公開されたとのことです。

 二村さんといえば赤間さんと並び、僕には経済関係でいち早くかつネットを徹底的ともいえるスタンスで利用している方という印象です。いままで実は書かれたものをあまり拝読したことがなかったのですが、この高野房太郎研究は、いまの僕の関心からいっても外せないものなので読んでみたいと思います。しかも岩波書店と相互補完本の元となる連載(「高野房太郎とその時代」http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/nk/tfcontents.html)も読めるようですね。素晴しい(写真が多く楽しめる)。僕とは多分、二村さんは日本の社会政策への解釈が違いますがそれでもこの研究は基礎的なものですね。

労働は神聖なり、結合は勢力なり―高野房太郎とその時代

労働は神聖なり、結合は勢力なり―高野房太郎とその時代