明後日発売の『月刊現代』。できたてほやほやのを一足お先にゲット。今回は企画の段階から関わらせていただいたので興味深々で各論説を拝読しました。各論説については下に題名と著者を書きますが、内容は見てのお楽しみということで。
驚いたことをひとつ。今回のリーマンとAIG破綻に発する危機、その後の米国政府の対応まで上野さんが詳細に分析していること。あの時点の出来事がよく間に合ったなあ、と。
ちなみに寄稿者で一番の年寄りは僕です 汗。
全角度 日本経済再生の処方箋
1 日米経済 新時代の相互依存関係が生まれる 上野泰也さん(みずほ証券投資戦略部チーフマーケットエコノミスト)
2 格差社会 デフレ解決が若者たちを救う ←田中担当
3 財政再建 社会保障を完全分離せよ 上村敏之さん(関西学院大学経済学部准教授)
4 国内景気 インフレよりデフレを警戒せよ 安達誠司さん(ドイツ証券シニアエコノミスト)
5 規制緩和 「景気低迷の元凶」説の嘘を暴く 若田部昌澄さん(早稲田大学政治経済学部教授)
6 新興国経済 新興国の台頭を日本の「好機」にせよ 門倉貴史さん(BRICs経済研究所代表)
7 食料問題 中国産排除が食料危機を助長する 梶谷懐さん(神戸学院大学経済学部准教授)
8 雇用問題 すべての就職活動に「ジョブカード」を 原ひろみさん(労働政策研究・研修機構研究員)
9 日本型資本主義 グローバル化「悪者論」を越えて 藤田菜々子さん(名古屋市立大学経済学部講師)
10 年金問題 「どんな政治家を選ぶのか」が問題だ 権丈善一さん(慶応義塾大学商学部教授)
これだけ読んだだけでほぼいまの日本に関わる経済問題の処方箋がわかります。お楽しみに〜。