菊池信輝『それはないでしょ!? 日本の政治』

 名著『財界とは何か』の著者の新作。菊池さんとは一度、二年くらい前に山形さんちのパーティーでお会いしましたね。そういえばそのとき大変お優しい守岡桜さんとかカリスマ的な魅力を放ってた前に座ってた長身の美女ら、山形さんの人脈の濃さに感心したものですマル。菊池さんはもっと世の中に広く認知されるべき人です。この新書も僕は昨日配信されたビジスタニュースを読むまで気がつかなかった。新書があまりに多すぎる。あとで感想追加予定。

 政治ものといえば僕は他に参考にするのは上杉隆氏のものと、なんでも書いてあるので塩田湖氏のものでしょうかね。

それはないでしょ!?日本の政治 (アスキー新書 52)

それはないでしょ!?日本の政治 (アスキー新書 52)


(付記)むむむ、これはダメ。菊池さんは「経済成長は万能薬か」なんて読むと、よく2ちゃんレベルで「リフレ派や上げ潮派はリフレすればすべての問題がチャラになると思ってるアポ」とかいう類の妄言と大して変わらない水準。安倍政権の経済政策を批判するならば上げ潮をいっておきながらほぼ何もしなかった(何もできなかった)、ということが問題なんですよね。それと郵政完全民営化がなぜ10年かかるのか=急激に民営化するといきなり国債運用やめて金利急上昇し財政破綻するから、というお説もこれまた2ちゃんねるモード。しかしこれはなあ(以下省略