河上肇の亡霊w


 金曜は東京河上会で、現代の『貧乏物語』を。


 土曜は京阪経済学会で河上肇のやはり『貧乏物語』の気鋭の研究者の報告と紙面討論者の方々の話をお伺いする予定。できれば僕もなにかコメント作成するかも(とりあえず下に作りました)。


 http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/hope/keihan2.html


 たぶん後刻、econ-economeさんがほかの現代的な論点とともにまとめてくださると期待してますが(笑)、東京河上会での報告者方々のほぼ合意だった『貧乏物語』の読解と、上にリンクした京阪経済学会の報告者の読みの方向がまったく180度違うことがわかるだけに非常に興味深いです。

 このズレは何が原因なんでしょか?(笑)。まあ、それだけ『貧乏物語』がいまもいろんな視点で読むことができる古典の資格をもった数少ない日本の経済学書なのかもしれない。その点については僕もあとでここにできれば(いつものようにできないかもしれないけどw)アップしますが。


貧乏物語 (岩波文庫 青132-1)

貧乏物語 (岩波文庫 青132-1)


 しかし参加者少なかったけど、ある意味、異常に濃い参加者の方々だったのに気がついたオレ田中w (このブログをみて参加していただいた方は特に感謝したいですが)皆さんどうもありがとうございましたm( )m