SEAL OF APPROVAL と『シン・シティ:ビッグ・ファット・キル』


SEAL OF APPROVAL はアメコミのコミックコードの歴史を詳細に検証したもの。60年代はやはりコードが効果をもっていてそのためにメインストリームとアングラ市場が存在。アングラ市場の小売システムが80年代に専門書店の流通システムの先駆となったなど興味深い指摘あり。まだぺらぺらみている程度。


アングラ市場についてはやはりRoger SabinのADULT COMICSを読む必要がある。週末に図書館で手配しよう。読むのは原稿終わってから。遠い目。

Seal of Approval: The History of the Comics Code (Studies in Popular Culture)


○『シン・シティ:ビッグ・ファット・キル』は『ハード・グッパイ』の方が格段によかった。高いよ、アメコミ。☆☆1/2

シン・シティ:ビッグ・ファット・キル (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)


同時に高かったが(こればっか)Sin City: A Dame To Kill For を購入。寝る前に読んで悪夢にでもうなされるか (^^;) 今月は映画みにいけん、高い高いよ、アメコミ。

アメコミがあまりにも高杉晋作なので、増田本の再検証のためにはアメコミで何を読むか狙い撃ちしないといけないと思います。で、バイアスがかからないようにあらゆるアメコミから乱数を発生させ任意抽出しました(嘘)。とりあえずキャラ別には、デアデビルスパイダーマンバットマン、作家別にアラン・ムーア、スタン・リー、フランク・ミラーを中心に読もうかなあと。もちろんいわゆるトミーネのような「オルタコミック」関係は積極的に読むとして。

 で、デアデビルなんですが、フランク・ミラーのDaredevil: The Man Without Fear は面白かった。映画よりいいんじゃないかしら。スタン・リーの方の元祖デアデビルは選集をちょっとだけ読んだけども古すぎてちょっと……orz

 アメリカのばかりだとリフレ派はやはりアメリカ帝国主義の手先 爆 といわれるのでMoebiusの作品でもそのうちまとめてやります。ドイツ関係はITOKさんと兄貴禿げについて考案中(謎)

Moebiusとは?

http://castera.net/Moeb/