頂戴しました。ありがとうございます。簡単にいうと構造改革≒事業仕分けをどんどんやれ、という話である。細かいところは賛成するところも反対するところもあるが、長期的に構造改革が必要であるという点は異論はない。
彼は「第4章 元祖事業仕分け人として」で、おもに文科省と経済産業省のムダを列挙し、辛辣に批判している。個々の論点には、僕賛成するものが多かった。文科省は「研究」「文化」を盾に、経済産業省は「成長分野・産業育成」を盾に、ムダな公金を使用しているのが実情だろう。
本当はここに公的金融改革をいれるべきだし、また日本銀行改革もいれるべきである。残念ながら、河野氏の本には一貫して、マネーのマクロ的流れへの注視が欠如している。現政権でもその欠点を露呈しているように、マクロ経済の理解がこれからの政治家には決定的に重要ではないかと思う。 あとはTwitterに関連する書きこみを少ししたのでそれを読まれたい。
- 作者: 河野太郎
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2010/06/05
- メディア: 新書
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