J-CASTニュースでデフレ危機論争の紹介

 なんかしらんが記事になっていると不思議だ。

 http://www.j-cast.com/2009/11/11053649.html

 この記事の内容とは関係ないが、いまやアメリカやイギリスでは普通に実行された政策をなぜ日本がやれないのか、それはもう政治的な問題にすぎないでしょう。簡単にいうと財務省財政再建派とデフレ政策をとる日本銀行の協調でしょう。
 
 それと長期金利がデフレなのに上昇してきた、とか新聞やテレビのニュースが最近いってるけど、そんなの金融政策がほとんど危機前と対してかわらない状況で、財政政策だけふかせば、金利があがるに決まってるでしょうが。

 財政再建に暗雲が出てきたことや国債の累増が直接の原因ではなく(これは財務省の言い草だと推測)、直接的な原因は金融緩和の決定的不足。本当にいいかげんに目を覚ましたほうがいいと思うけどね。

リフレ派経済学MAP

 ソフトバンククリエイテイブのメールマガジンビジスタニュース」に、「リフレ派経済学MAP」を寄稿しました。脱デフレを説く論者の今年の活動をまとめて紹介・解説したものです。かなり頑張りました。

 今日の夜配信の予定です。それといつかは確認してませんが、以下のブログにも掲載されるようです。これもお楽しみに!

http://bisista.blogto.jp/

年取った嘘つきを説得するのは無理w

 なんかここ数日、忙しい→その反動で疲労困憊、という展開で、自分のネットまわり考えるので精いっぱいだったけど、やはり嘘つきをまともに説得しようとしても意味ないよ。それとその嘘つきを「観戦」しているとおもっている全能感まるだしの匿名連中も説得は基本的に無理。たぶんそういうのは経済学の範囲ではなく、純粋に精神病理学かカウンセラーの領域だから。

 あと匿名だとかブログ士のまとめだとかそういう全能感の素人のご意見もお腹いっぱい。基本的に年取った嘘つきの個人的な性格の問題を真にうけてるかどうかに帰着するから。それは暇なときでもあまりにアホ臭いつきあいの一種でしょう。

第五回河上肇賞。本賞はシモーヌ・ヴェイユ論、奨励賞は21歳、27歳!

 初めて審査委員をやった河上肇賞の受賞作が公表された。新聞などマスコミにも流れることでしょう。今回の審査の経過は、近いうちに『環』に掲載されるはずですが、かなり熱い議論が展開しました。しかし奨励賞のふたりは若い! 

●第5回受賞者・作品(2009年)
〈本賞〉
鈴木順子 氏(明治学院大学非常勤講師/43歳)
 作品名:『シモーヌ・ヴェイユ晩年における犠牲の観念をめぐって』
〈奨励賞〉
佐藤 信 氏(東京大学法学部在学中/21歳)
 作品名:『鈴木茂三郎――二大政党制のつくりかた』
貝瀬千里 氏(新潟市役所勤務/27歳)
 作品名:『岡本太郎の仮面』
(肩書・年齢は応募時)

http://www.fujiwara-shoten.co.jp/main/kawakami_prize/