鈴木亘『だまされないための年金・医療・介護入門』

 鈴木先生から献本いただきました。いままでお会いしたことがないのですが、ご高著をいただきまして驚くとともに大変あり難く思います。どうもありがとうございます。副題は「社会保障改革の正しい見方・考え方」とあります。

 本日頂いたばかりでまだ目を通していませんが、概要は鈴木先生のブログでも紹介されています。 http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/23170323.html

 以下では同封してありました、鈴木先生の本書の執筆動機をまとめた文章を抜粋して紹介させていただきます。

 マクロ経済政策の分野では、構造改革への反動や昨今の金融危機から、経済学者への根拠なき批判が続き、最近は「懺悔の書」まで出回る状況ですが、社会保障分野も負けていません。

 社会保障国民会議社会保障審議会といった権威ある場でも、市場原理主義新自由主義などという藁人形のレッテルで経済学的な政策が否定され、経済学のトレーニングをほとんど受けていない有識者が、なぜか経済学の言葉を用いて、厚生労働省の支離滅裂な政策を代弁・支持するという場面が増えてきました。こうした状況にたとえ一矢でも報いたいと思い、本書を執筆した次第です。

 かなり刺激的な内容と推察します。これから読みますので内容紹介など断続的にできればと思っています。