2009-11-21から1日間の記事一覧

勝間和代さんに会いに行く

金曜の夜に勝間和代さんとお話するために出かけてきました。勝間さんの柔軟な知性と実行力、そして気慨といったものを十分感じる出会いでした。正直、こんなに痛快な夜は人生でめったに有るものではない、と帰路しみじみと思いました。 今日、いろいろ討議し…

ラモ『不連続変化の時代』

見本をいただく。これには長めの解説を書いていて、自己組織化の経済学に対する印象が変わるきっかけになった本である。発売は12月初めだが、アマゾンではもう予約ができるようである。 以下は解説から 本書の原題はThe Age of the Unthinkableである。これ…

発売中!『偏差値40から良い会社に入る方法』

いろんな方々からもう買った読んだとの情報が寄せられましたが、全国の書店の店頭で購入できます。学生の就職に関心のある人も、もちろん雇用問題に関心のある方にも読んでもらえれば幸いです。偏差値40から良い会社に入る方法作者: 田中秀臣出版社/メーカー…

政府のデフレ宣言を考える

日本銀行が露骨にデフレの定義すらも回避している現状での、政府のデフレ宣言は、一見すると政府の危機感の表れにみえるけれども、本当にそうなのかな? むしろ日本銀行筋の工作でもあって(邪推w)、政府にデフレ定義の責任を転嫁するような形にもみえるわ…

宮尾龍蔵、日銀審議委員へ。でもこれって民主主義の否定だよね

宮尾氏の著作『コア・テキストマクロ経済学』の最後尾には、あたかも世論や論壇の一部が、日本銀行の金融政策を批判するがゆえに、その金融政策の効果が失われるかとも読める記述がでてきている。要するに、日本銀行を政策批判する連中は黙れば、それで日本…

岩田規久男先生インタビュー「デフレを放置し続ける日本銀行は、もういらない」

月刊BOSSのインタビューです。Yahoo!で読めます。http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?c=bi_l&a=017-1256710553岩田先生の現状への危機感が鮮明に表れています。ぜひ一読願います。一部抜粋 ―― デフレを放置する日銀の考え方というのはどういうものですか。 …

日本の間違った経済認識を生み出した城山三郎

城山三郎氏の一連の著作『官僚たちの夏』『日本銀行』『男子の本懐』などは、一般の人や教育レベルで、間違った経済認識を広めるのに貢献した。例えば、日本の成長は有能な官僚がけん引したとか、デフレの中で緊縮政策を行うことが望ましいとか、日本銀行は…